「ミネラルファスティングって何?」
「ファスティングって、水だけ飲んで生活するダイエットでしょ?」
ファスティング初心者によくある疑問ですが、山田式ミネラルファスティングを実践すれば無理なくやせられて理想の体型を手に入れることができます。この記事では数あるファスティング法のうちの一つである山田式ミネラルファスティングの具体的なやり方についてご紹介します。
山田豊文先生の著書『脳と体が若くなる断食力』に沿って解説しますので、併せて本書もお読みください。

山田式ミネラルファスティングを元にしたファスティング法に、田中式ファスティングというものがあります。
ミネラルファスティングのやり方

ミネラルファスティングは断食プログラムの一つです。無農薬栽培された野菜や果物を発酵させたものに、マグネシウムやMSM(硫黄)、L-カルニチンがブレンドされた専用ドリンクを用いて行われます。専用ドリンクはネットで購入できます。

4つのステップ

少食コース
1日3食から1日2食以下にして、空腹感を思い出すコースです。江戸時代までは1日2食が普通でした。現代はその頃よりも活動量が減っているにも関わらず、1日3食と食べ過ぎです。
カロリーを3割抑えた食事を7年続けると、心臓年齢が実年齢より20歳若かったという報告もあります。抜くのは朝食でも、昼食でも、夕食でも自由です。「朝食はきちんと食べなければならない」「昼の12時になったらランチを食べる」など、お腹が空いていなくても習慣として食べている人が多いと思います。
何も絶対食べなければいけないわけではないのです。1食抜いたところで、特に生活に影響はないことがやってみればわかると思います。
1日断食コース
1日くらい食べなくても人間死ぬことはありません。朝食を食べたら、昼食・夕食と抜き、翌日の朝食も抜いてみましょう。次の断食は昼食を食べるところからのスタートです。
欧米では断食と通常食を1日おきに行う間欠的断食がメジャーです。1日断食コースを経験すれば、お腹が減っているのが普通という感覚をつかめます。
週末断食コース
週末を使って2〜3日間の断食を行います。これによりオートファジーとミトコンドリアを活性化させ、細胞を若返らせることができます。細胞内の自浄メカニズムであるオートファジーが働くことで、不要なタンパク質を排除してくれます。
ミトコンドリアは生体ストレスを感じたときに活性化します。意図的な断食は生命の危険を伴わない適度な生体ストレスです。これによりミトコンドリアが若返り、細胞そのものが若返ります。
このコースからは「準備期」「断食期」「復食期」の3つの期間に分けて実践します。また、水しか飲まない断食ではなく、専用ドリンクを飲みながらの断食になります。
1週間断食コース
断食3日目あたりからケトン体が作られ、7日目あたりから一気に増加します。このケトン体が「脳力アップ」に役立ちます。「準備期」「断食期」「復食期」に分けて計画し、専用ドリンクを飲みながら行いましょう。「準備期」「復食期」をとることが、断食の効果に大きく影響してきます。
3つの期間

週末断食コースと1週間断食コースには「準備期」「断食期」「復食期」の3つの期間があります。「準備期」「復食期」はそれぞれ3〜5日間必要です。週末断食コースだと3+2+3=8日間が、1週間断食コースだと3+7+3=13日間が最短でも必要な日数となります。
準備期
準備期はミネラルファスティングの効果を高めるために、体内環境を整える期間になります。この期間には穀菜食を食べます。穀菜食とは玄米ご飯と具たくさん味噌汁を基本に、大豆製品や種子類、野菜、芋類、海藻類、きのこ類、魚介類、果物を食べる食事をいいます。穀菜食は内臓に負担がかからず、普段から習慣化したい食事です。
合わせてオメガ3が豊富な亜麻仁油を毎日大さじ1〜2杯摂りましょう。体の脂肪酸のバランスを整えることができます。加熱するとオメガ3が酸化してしまうため、亜麻仁油は直接飲むかドレッシングにして摂りましょう。
1日2ℓの水も飲みます。断食期前日は夜8時までに夕飯を済ませ、少食にしておきましょう。
断食期
朝起きたらまず水を200〜400ml飲みましょう。水は代謝酵素が働くためになくてはならない存在です。その後は専用ドリンクを1日5回に分けて飲みます。良質な水で割って、朝・昼・夕方・晩・就寝前を目安に摂取します。それ以外は水を1日2ℓは飲みましょう。
専用ドリンクと水以外、基本的には何も摂りません。専用ドリンクを飲んでいるため、ほとんど何かを食べたいと思うことはないでしょう。
復食期
通常の食事に戻していく期間です。そのペースはあくまでもゆっくりです。ここでドカ食いしてはこれまでの努力が水の泡です。1食目におすすめなのはおかゆです。それから最短3日間かけて徐々に通常の食事に戻していきます。
ここでも準備期同様「穀菜食」と「亜麻仁油1日大さじ1〜2杯」、「水1日2ℓ」を意識して摂るようにしましょう。この3つを意識するのは、このプログラムが終了した後も続けた方がよいでしょう。
ミネラルファスティングのメリット

味覚の復活
断食を行うことで体が自然に戻り、味覚がリセットされます。これにより添加物まみれの食品は自然と食べたくなくなります。糖分や塩分を摂り過ぎてしまうのは、味覚が加減を感知できないからです。味覚がリセットされれば、いいさじ加減の糖分や塩分がわかるようになります。
五感が鋭くなる
断食後、聴覚や視覚、嗅覚、触覚の感度がアップします。ひいては感性が研ぎ澄まされます。スポーツは視覚・聴覚・触覚が重要な鍵になります。断食によりこの3つの感覚が研ぎ澄まされるため、おのずとパフォーマンスは向上します。
脳力が高くなる
脳力とは単に頭がいい、記憶力がいいというだけではなく、集中力や判断力を含めた総合能力のことです。断食をすると頭が冴え、記憶力や理解力が向上し、物事に動じなくなり、疲れにくくなります。脳の仕事力が飛躍的に高まるのです。
断食はアスリートだけではなく、すべての人の成功の鍵になります。自分の脳の活性化法を身につければ、誰しもが本来の力を発揮できるようになります。
ミネラルファスティングの注意点

水だけ断食は危険
水だけでの断食は危険なのでやめましょう。水だけの断食で内臓を休止すると、脂肪組織から有害物質が遊離して血液中に放出されます。次から次へと運ばれてくる有害物質に肝臓などの解毒器官は悲鳴をあげ、解毒が追いつかなくなります。これにより有害物質は再び血液にのって全身に運ばれるのです。
数日に及ぶ週末断食や1週間断食では、水だけの断食は避けましょう。
ジュース断食はおすすめできない
欧米では断食といえばジュース断食というほどポピュラーなものですが、これもあまりおすすめできません。ジュースに残留農薬が入っている可能性があるからです。それに土壌自体のミネラルが枯渇しているため、栄養価の高い野菜や果物を入手するのは非常に困難です。
たとえ栄養価の高い野菜や果物が入手できたとしても、ジューサーで絞ったらすぐに飲まなければなりません。せっかくの有用成分が、時間が経つと壊れてしまうからです。
断食中のNG食品
- カフェイン
- 清涼飲料水
- アルコール
- ガム、アメ
これらのものは断食中に摂取するのを控えましょう。断食中は酵素を消化ではなく代謝に使わなければなりません。これらのものは消化に多くのエネルギーを費やさなければならないものです。摂取するのはやめましょう。
山田式ミネラルファスティングで本来の自分を取り戻そう!
山田式ミネラルファスティングについて紹介してきました。断食といえばダイエットやデトックス目的でするものというイメージがあります。しかし、それだけではなく感性を研ぎ澄ませたり、脳力を高める効果もあることがわかっています。
ぜひ実践して自分の身体で体感してみてください!
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